『スキューバ・ダイビング(Scuba Diving)』って知ってますか？
変なタンクを背負って海の中を潜るあれです。
始めたきっかけは、たまたま雑誌で伊豆ダイビングライセンス取得
ツアー２泊３日の案内を見つけて、以前から興味があった事もあり、
旅行気分で仲間３人と行ってみました。

講習は技能と学科に分かれています。日中はプールで実技的な講習、
夜は宿舎でテキスト見ながら学科の講習と言った感じです。
内容的には、さほど難しくもなく、理解出来る範囲でした。
最初の２日間で、器材の説明を受けたり、基礎知識を学んだのち、
簡単な筆記テストがあって、それに合格すれば、最終日に海洋実習を
受けることが出来ます。
特に問題がなければ、ライセンスを貰えます。

国家資格とかとは違うので、誰でも合格することは可能だと思います。
ダイビングをやるなら、これくらいのことは知っておいてね！
ってことを教えてくれるようなものです。
ショップの方々も慣れてますので、初心者の不安を取り除くよう
親切・丁寧に、個々の能力に応じてカリキュラムを組んで対応して
くれます。　何の不安もなく、安心して講習を受けることができました。

貰えたライセンスは、オープンウォーター（ＯＷ）といって一番下のクラス
（俗に言う”Ｃカード”）ですが、このカードがあれば世界中ほとんどの
海で潜る事ができます。

シーズン中は主に伊豆でダイビングを楽しんでいます。
伊豆は火山脈や暖流の影響で、一年中数多くの魚を見ることができます。
12月から5月頃までは透明度がよく、フィッシュウォッチングには最適
なんですが、水温が低く、ドライスーツを持っていない私は潜れません。
水温が上がってきた７月頃から１０月頃までが私のシーズンですね。
でも、7月から9月頃までは海水浴客で道が渋滞するのが難点です。
それでも、近場でお手軽にダイビングを楽しむのなら伊豆は絶好のポイント
だと思います。ポイントやショップの数も多いですしね。
伊豆で私の大好きなポイントは大瀬崎です。きれいなお魚がいっぱいいます。
人間にも慣れているので餌付けをすれば必ず寄って来ます。

もちろん海外の海を潜るのも楽しみのひとつです。
海は綺麗ですし、透明度は伊豆と比べ物にならない所ばかりです。
1年中水温の高い海は色鮮やかな魚がいっぱいで、伊豆では出会えない
大物に出会うことも多々あります。マンタ・ナポレオン・バラクーダ・・・。
もちろんダイビングの後は、レンタカーなど借りてドライブを楽しんだり、
観光地を巡ったり、民族品やブランド品のショッピングも楽しみます。
現地の人や旅行者の方と友達になれたりもして、とても楽しいです♪
少々出費がかさみますが、お金を貯めて行くだけの価値はあります。

ダイビングは競技スポーツではありません。
（オリンピック競技に加わるという話も現在になっては出てきてしまっていますが）
ですので、どなたでも自分のレベルで楽しむことが出来ます。
傷害を持った方でも、ライセンス取得や通常のダイビングが
出来るように、しっかりとしたサポートをしてくれる良心的な
ショップもあります。　ＴＶや雑誌等で紹介されてました。
年齢や体のハンデをさほど気にすることなく、気軽に始められる
スポーツというのも魅力のひとつだと思います。

一生続けられるスポーツに出会えて、私はとても満足しています。
みなさんも、機会があればぜひトライしてみてください。
きっと私のように世界が広がることと思います。


ＨＰを見てくださった方などから、器材に関する質問をよくいただきます。
誰でも自分の器材を所有して、自分の器材で潜りたいですよね。
でも、器材ってすごく高いです。　なんで？　ってなくらい。
ですので、私なりに器材について意見を述べたいと思います。

私も講習の時や、ライセンス取りたての頃はレンタルでした。
マイギアは欲しいけど、高いですしね。
しばらくやってみて、これはずっと続けられそう！と言う気持ちに
なってから、貯金して、器材を購入しました。

結果としては購入してよかったと思います。
上達も早いですし、安心して潜れますからね。
レンタルだと、その都度、使用感も違うし、管理の面で不安ですしね。
ですが、それは個人差や個々の考え方次第ですので、
絶対に買った方がいい！　とは言いません。

よく海外で潜ると、日本人の方はほとんど自分の器材を持ち込んで
潜ってます。　外国の方は、どちらかと言えばレンタルが多いです。
あちらの方々は、リゾートを楽しむ一環にダイビングがありますが、
日本人は、まず潜りを目的にに来られてる方がほとんど。　

私の場合、ダイビングも楽しみですが、リゾートも楽しみです。
どちらかと言うと、外国人タイプではないかと思います。
俗に言う、軟派なリゾート派ダイバーですね(笑)。
ですので、リゾート気分を満喫したいって旅行の際は、
器材は持って行きません。　荷物が多くなるだけですしね。
本数重ねることもないので、レンタルで十分と思ってます。

ですが、ダイビングがメインの場合は持ち込みます。
シパダンなどのタンクフリーのところでは、他にやることもないし、
朝から夜まで、ダイビング三昧となるからです。日に５本とか６本とか。
ですので、旅行の目的や場所、滞在中の過ごし方で、器材を持込むか
レンタルするかは決めればよいかと思います。
場所によっては、器材レンタル無料ってところもありますから、
事前に確認しておくとよいかと思います。

さて、器材を購入しようと思われた方に助言ですが、
ブランドについて述べたいと思います。
古くからダイビングをされてる方は、S-PRO(SCUBA PRO)が一番！
と言ってる方が多いです。　ダイビングショップとかで器材を
買おうとするとS-Proしか売ってないといったショップも多々あります。
確かに歴史もあるし、保証やメンテナンス面もしっかりしてて、
良いブランドだとは思いますが、他のブランドがダメだとは思いません。
レンタルで他のブランドの器材を使用することは多いですが、
使用感に関しては、これと言って不満を覚えた記憶もあまり
ありません。そりゃたまには、なんだこりゃ〜ってな、
使えない器材もありますけどね。　いろいろ使ってみて、
自分に合った使い易いブランドをチョイスすればよいかと思います。

で、購入についてですが、国内で購入するより、海外で購入する
方が断然安いです。　ＢＣやレギなどは何年も使えますので、
オークション等で中古品を安く購入するのも、一つの手です。
ですが、命を預ける大事な器材です。後々のことを考えて、
しっかりとしたメンテナンスが受けられる器材を選択してください。
海外で購入した物や、出所の分からない中古品だと、
メンテナンスを受けられないことが多いです。
値段だけで購入してしまうと、後々困ってしまいますので、
この辺は慎重に検討してください。

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