■■ ダフネ・シェルドリック動物孤児院 ■■
孤児となってしまった象やクロサイなどの野生動物を保護している施設があります。 ここを管理しているダフネさんはアフリカ象の保護活動を30年以上続けている人物です。 見学できる時間帯は11時-12時の1時間のみですが、たくさんの観光客が集まってきます。 ロープで仕切られているだけなので、象に触れることも可能です。                                                2005/8/4 & 8/15




ダフネ・シェルドリック動物孤児院

  
母親をなくしたり、育児放棄されてしまった子供の象がここで暮らしています。
生後半年くらいの小象もいます。 
ここにいる小象たちが野生に戻り、自立できるようになるには10年の月日を必要とします。

スタッフの話によると3ヶ月以下の小象はちょうど歯が生え始める時期でお腹を壊すことが多く とても世話に手間が掛かって大変なんだそうです。 人間の赤ちゃんと同様、1日中付きっきりになるそうです。 小象の世話の中でもこの作業が特に大変とのことでした。




泥遊び

小象がこれほど集まって泥遊びをしている
姿を見ることは日本では滅多にないので
ちょっと感激しました。



夢中で遊ぶのは人間の子供も
子供の象も同じ。
見ているととても微笑ましいです。
泥だらけですごいことになっていました。
泥遊びも象にとってはとても大切なこと。
直射日光から皮膚を守る日焼け止めでもあり、寄生虫を寄せ付けない効果などもあるそうです。 こうして象は泥遊びをしながら健康を保っているんだそうです。
小さな象にはこうして布が被せられています。
レンジャーと比べるとまだ小さな子供であることがよくわかります。
体温調節をレンジャーの人たちは注意してあげているんですね。


ミルクを貰っている小象たち。
あんなに大きな哺乳瓶
(おそらく2リットルくらいはある)を3本飲み干してしまうんですよ。
物足りないのか飲み終えるとおねだりする姿もかわいかったです。





みなさん、象のしっぽってこんな形をしていたことご存知でしたか?

私は知らなかったんです。
なので新鮮な驚きでした。

こんな風に象の観察をじっくりできるのもココの施設の魅力でもあります。
小象の身に起きている不幸な現実を知ることも大切ですが、ココを訪れた際にはぜひじっくり観察してください。

そしてもっともっと象を愛する人が増えてくれたら嬉しいなと思いました。
だって、象ってとっても愛嬌があってかわいらしい動物なんですよ!
象は私の一番大好きな動物です。




小象に触ることができました。
もう感激です! 硬くてザラっとした感じ。
ボランティアの方たちはこうした見学会を通じて 私たちに自然や動物保護の大切さを訴えています。

施設の入り口に募金箱があるので 訪れた際には協力しましょう。