■■ Nairobi National Park ■■
ナイロビ到着後、最初の日曜日にナイロビ国立公園へ遊びに行ってきました。 ここはケニアで最初に出来た国立公園のひとつなんだそうです。 車で2〜3時間で周遊できる広さを持っています。 入園料は1人$20 日帰りのみとなっています。 車の制限速度は30kmとなっています。 ナイロビの中心街から車で約30分ほどのところにあります。 ウィルソン空港の近くなので、国立公園の上空をセスナ機などが飛び交う場所。                                                   2005/7/24




ナイロビ国立公園

  
最初に訪れたのは象牙取引を絶滅させようという決意を示すためにモイ前ケニア大統領が
密猟された象牙を焼却処分した場所。 現在では記念碑が建てられている。
主な輸出先はなんと日本・・・ 
私は象牙品を持っていないけど、なんだか恥ずかしいという感情が芽生えた。

象牙の密猟は現在も行われているのが現状で、特に紛争中の中央アフリカは危機的状況にあるといいます。 以前はアフリカ大陸に300万頭もいたのに現在では25万頭にまで減っているんだそうです。  いまだに絶えることのない密猟。 絶対にやめてもらいたい。
そして日本も象牙を手にしないで貰いたい。 No more ivory!




インパラ・ポイントでティータイム
ナイロビ国立公園内には数箇所、ピクニック・サイトと呼ばれる休憩所があります。
入園者はそこで車を降りてくつろぐことができます。
テーブルにキコイを敷き、ミルクティーとオレオで優雅な午後のひと時を楽しみました。

そして、インパラ・ポイントと呼ばれるだけ
あって、ここからはインパラやシマウマなどの野生動物を眺めることが出来ます。

野生動物を見ながらお茶を楽しめるなんて贅沢ですよね。
草の背が高くて判りずらいかもしれませんが、キリンの群れに遭遇。
アフリカに来て最初のプチサファリにてこんな至近距離で野生動物を見た私は大興奮。



キリンのアップ
やさしい目をしていて、まつ毛はビューラーを使ったかのように上向きでカールしているのも肉眼で見えるほど近かったです。 キリンはこちらに注目しながらも、口をむちゅむちゅと動かしてなにかを食べていました。





インパラとトムソンガゼルの見分け方ですが、
インパラがお尻に『川』のような黒い筋があること。
トムソンガゼルはお腹が白く、脇に黒い筋があること。

これがインパラの写真 
確かに川の字に見えますよね☆


こんな至近距離で撮影できる。
こういうところに来ると、一眼レフのいいカメラが欲しくなるものです。

自家用車で入園できるので、自分たちのペースで周ることが可能です。
たまにレンジャーとすれ違うので、情報をゲットするといいでしょう。





ナイロビ国立公園からナイロビ市内の町並みがうっすら見えます。
こんなところに野生動物が生息しているだなんてなんだか信じがたいものがあります。
イワハイラックス
こう見えて実は分類学上最も象に近いと言われています。
ハイラックスにはイワハイラックスとツリーハイラックスに分けられるそう。
うさぎくらいの小さな動物です。


アフリカハゲコウ
体長1.5mもある大型のコウノトリ。
ちょっと不気味・・・
街中の街路樹に巣を造っているものもいるので間近に見ることが出来きます。飛んでいる姿は迫力満点。

ホオジロカンムリヅル
頭に黄色い冠をかぶったようなとさかがあるのですぐにわかる。





ダチョウもこんなに近い!
走っている姿を見ることは出来ませんでしたが、迫力ある
その姿には驚かされます。

キリンの群れ発見。
なんとも優雅なその歩き方を見ていると時間がゆっくり流れているような気分になります。
 




車の上に乗っかる入園者たち。
ライオンに襲われたらどうするんだろう・・・




マサイキリン

国立公園内にはたくさんのマサイキリンが生息してるので、何度も遭遇することができます。


ライオン

閉園が19時ということで、急いでゲートに向かう途中、サファリカーが数台停まっているので私たちも停まって見るとライオンが!


数回訪れているMonchackでさえ遭遇するのは2度目だったそうで、最後の締めがライオンだなんて物凄くラッキーでした。

もりりんやMonchackの粋な計らいで、ナイロビ到着早々
いきなりすばらしい体験をすることが出来ました。
ナイロビ生活トータル10年目のもりりんはさすがによく知っていて、いろんなことを教えてくれました。
ティーセットを用意してくれたMonchackにも感謝です。