ケネディー宇宙センターとファンタジー号への乗船             

★9月28日 

●朝6:30のモーニングコールで起きて、ホテル内にあるレストランで朝食を取り8:00にケネディー宇宙センターへ出発。
今回の旅行でまず楽しみにしていた場所だ。
バスツアーに参加し、アポロを見たり前兆109mのサターンV号月ロケットを見ることが出来ました。
また、打ち上げ台と主要施設の展望が可能です。

アポロは全て透明なプラスチックで覆われていて、直接手で触れることが出来ないようにはなっていますが
大気圏を突き破って来たときの衝撃で黒く焼け焦げた様子がよく観察できます。
小さな船内には大人3人が座るスペースしかなく実物を見ることが出来たことへの大きな感動に包まれました。

特に母はアポロなどのロケット時代の人ですからその感動はかなり大きいものだったようです。 
サターンV号ロケットは本物で、これは当時失敗してもいいように同時進行で作られたものだそうです。
1機目で成功したので本物が今でも残っているそうです。
ペイントがしてあったのでレプリカのように思えますが実際に宇宙に行くことの出来るロケットだということをガイドさんに聞いて驚きました。
日本の宇宙飛行士の若田さんが乗り込むことになっているディスカバリーが打ち上げを待つかのように発射台に既にセットされていて
まだ点検等行うためにスペースシャトルを見ることは出来ませんでしたが、燃料タンクであるあの大きな赤い物体が少しだけ見えました。
発射台からは何kmも離れているため本当に小さくにしか見えませんでした。 それだけでも感動は大きかったです。 

燃料タンクは使い捨てなんだそうです。でも、スペースシャトルは自力で戻れるので何度も使うそうです。
まだ行っていない方はぜひお勧めですので行って見てきてください。一日居ても飽きないほど楽しいですよ。

ここでのおみやげ人気No.1と言えばやっぱり宇宙食。アイスが$2.95でした。他にもイチゴやDinnerなどがありましたがアイスが一番人気でした。
No.2はスペースペン。普通のボールペンとは違い逆さまの状態でも文字を書くことが出来るとの代物です。
おみやげ用に最適な$6.95から揃っていて、中には$50くらいする高価なものもあります。
壁に貼っているカレンダーなどに用事を書き込む際、インクが出にくくてイライラしている方がいらっしゃいましたら
ぜひおみやげに買って行ってはいかがですか?なかなかいいですよ。
他に気に入ったお土産は、さりげなくロゴの入ったTシャツ。 母とお揃いで買いました。

さて、残念なことに私たちの参加したツアーはケネディー宇宙センターには半日しか居ることができないので
名残惜しくも船に乗るためにポートカナベルという場所までバスで移動。その途中、この辺りは広大な湿地帯を見ることができます。
自然保護区になっているようで野生動物を見かけることが出来るかもしれません。
日本では、道路で車に轢かれて死んでいる動物といえば猫や山のほうならば狸や鼬などがよく知られていますが、
オーランドではなんとアルマジロがよく車に轢かれて死んでいるようです。
また、この湿地帯にはワニが多く生息しているようで運のいい方は見かけることが出来るかもしれません。
そのほかにも、フロリダと言ったらやっぱりオレンジ。収穫の時期で無い限りほとんど手入れのされていないオレンジ畑を見かけることもできます。
途中、軽犯罪者が収容されている刑務所も通りました。

ポートカナベルに到着し、いよいよ乗船!  と思いきや信じられないくらいの人でごった返していました。
聞けば、たまたま私たちが乗ろうとしている船が内装工事を終え乗船する日の朝にやっと仕上がったとのことで、船内をまだ点検作業のため
乗船にかなり時間がかかっている…との情報が入ってきました。約2,000人の乗客が乗り込むわけですから相当大変です。

それでも運のいいことに優先的に乗船させてもらえることになり1時間ほどで船に乗り込むことが出来ました。
一度部屋に行き、遅めの昼食を取ってほっとしたのもつかの間。4:00乗客及び乗務員全員参加の避難訓練です。
これは、どの客船でも必ず全員が参加しなくてはいけません。初めて身につけるライフジャケットに母と二人大笑い。
なぜって、サイズが大きくて発泡スチロールからちょこんと顔を覗かせているような格好になってしまったからです。
おまけになかなかいい具合に首にフィットしていたのでちょっとウトウトしていました(笑)
もちろん説明は全て英語。 添乗員さんもいちいち訳してはくれないので、こんなときはうたた寝タイムです。

その後は、部屋に各自戻り6:00から夕食。  この日は私はかぼちゃのスープとシーフードを食べました。
各テーブルには担当するウエイターが居て、私たちのテーブルの担当の人はもみ上げが立派なイタリア系の人でした。
料理を運んだり、様々なサービスをする姿はプロって感じでなかなか様になっている人でした。
食事の後は船の中をいろいろ散策したり、写真を撮ったりして遊んで10:30頃寝ました。
少しだけ揺れる船の中で、ゆっくり眠ることが出来ました。






宇宙食のアイス:$2.95

スペースペン(お土産用の一番安いもの):$3.95


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