ハワイ旅行記



1998/07/26〜08/01   ブリーズハワイ

かつて、家畜や家族ともに小船に乗り込み、幾日もの日数をかけ、何千キロもの大海を渡った人達がいました。
彼らのたどり着いたその島は、大噴火を続ける火山、躍動を続ける大地、まさに地球の息吹を感じる島であったと言う・・・。
ビッグ・アイランド、・・・ハワイ島は、そんなポリネシア人の見た風景を今なおそのままに残している島である。

ダイビング・ショップはブリーズハワイを使用。



カイルア・コナ Kailua Kona

西海岸のほぼ中央に位置するカイルア・コナは、東からの湿った風が、島の4,000m級の山々にさえぎられるため、
ドライな空気と燦燦と降り注ぐ太陽に恵まれたリゾート・タウンで、ハワイ島観光の中心地です。
今回このカイルア・コナのコナ・シーサイド・ホテルに拠点を置き、ハワイ島探索を行ないました。
町はカイルア湾を囲むように作られていて、海岸線に沿ってリゾート・ホテルやコンドミニアムが建ち、
メインストリートのアリイ・ドライブ Alii Drive の両側にはショッピングセンターやレストランが軒を並べています。
メインストリートの「アリイ」という名前は、ハワイ語で「王、チーフ」という意味で、ハワイ王朝初期には都があったところです。
ハワイ統一という偉業を成し遂げたカメハメハ大王は、首都をマウイ島ラハイナに移し、晩年はこのコナの地で過ごしたとの事です。
カイルア・コナを散歩してみると、のんびりとした町並みと気さくな住人たちがよく目につきます。
絵描きを楽しむ老人や、商売そっちのけでおしゃべりを楽しむ人達、こじんまりとした店の数々や
歴史を感じさせてくれる史跡の数々が田舎町の雰囲気をかもし出します。

アリイ・ドライブの始点に位置するカイルア桟橋では、早朝からトローリングやダイビングのボートが次々と出港し賑わいます。
湾内では、水泳やカヌーのトレーニングをしてる人がいて、この町がトライアスロンのメッカであることを思い起こしてくれます。
また、釣り糸を垂らしている地元の人もたくさんいて、のどかな町の風景に一役かっているかのような感じさえします。。
夕方にもなれば、トローリングに出かけたボートが次々と帰港し、釣果があったグループが、
獲物と一緒に記念撮影をしたりして、取り巻く野次馬たちと歓喜の声をあげています。
やがて、西の空が黄金色に染まる夕暮れには多くの人々が、そのサンセットショーの傍観者となります。
「Kona Sunset」という歌に象徴されるハワイでも有名なコナの夕日の美しさに心打たれると、
いよいよ夜のとばりの訪れです。町にはチラホラと松明の明かりが揺らめき、ハワイアンの調べと人々のざわめきが聞こえてきます。
さあ、カイルア・コナの夜を満喫しましょう。

カイルア・コナのイベント
8月  ハワイアン・インターナショナル・ビルフィシュ・トーナメント
マーリン・キャピタルとも呼ばれ、世界中のビルフィッシャーのその名を知られるコナの海には、1,000ポンド(453kg)を遥かに超える
大物が潜んでいます。1959年の第1回大会から30年以上の歴史を誇る同大会では、
1986年に50ポンド・テスト・ライン(24kg張力ライン)で1,062ポンド8オンス(481.94kg)というグランダー(1,000ポンド以上の超大物)
が釣られ、1990年大会では、何と23時間という”ザ・ロンゲスト・ファイト”が記録されています。

10月 アイアンマン・トライアスロン世界選手権
水泳3.9km、自転車180km、フルマラソン42.195kmという長距離3種目を、
ひとりの人間が走りきってしまうという過酷な究極のレース、トライアスロン。
その発祥の地ともいえるハワイ島で行われるアイアンマン世界トライアスロン選手権大会は、
トライアスリートにとってまさに夢舞台でしょう。
毎年10月の満月にいちばん近い土曜日には、普段は静かなコナの町の人々も、鉄人たちの祭典に酔いしれるそうです。

コナ・コーヒー Kona Coffee
ハワイ諸島では近年、砂糖きびの代わりにコーヒー栽培を始める農家が増えています。
マウイ・コーヒー、カウアイコーヒー、モロカイ・コーヒーなど、各島それぞれ地元産コーヒーを生産していますが、
ハワイのコーヒーと言えば何といってもコナ・コヒー!!	その芳醇な香りと独特の酸味は、コーヒー好きにはたまりません。
コナ・コヒーは、ハワイ島西海岸のフアラライ山麓一帯で作られており、100年以上にわたり商業ベースで生産されている
アメリカ唯一のコーヒーです。コナの弱酸性火山土壌、また昼間は海から暖かい風が、夜間は山から冷たい風が吹くことによって
生じる温度差、そして決して多すぎない午後の雨がおいしいコーヒーを栽培するのに最適の環境らしいです。
カイルア・コナから、フアラライ山の中腹を走る180号線と11号線を南下すると、約20kmでホナウナウの町にさしかかります。
この道に沿った一帯は、コーヒー・ベルトと呼ばれ、コーヒーの農園やショップ、洒落たカフェなどが点々としていて
コーヒー好きでなくてもとても楽しめます。

・・・今回はここまで。滞在時の様子やダイビングの情報は次回アップします。しばらくお待ちください。m(_ _)m


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