ニュージーランド 旅 行 記
  • 日 程:1998.5.31〜1999.4.10                     
  • 場 所:ニュージーランド
              オークランド
  • 目 的:ワーキングホリデー
  • 学 校:クラウン イングリッシュ 
  • 勤務先:寿司ファクトリー
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学校について
NZに着いてから2ヶ月間、語学学校に通いました。
オークランド市内の中心にあるこの学校には各国から留学生やワーキングホリデーメーカーが集まり、
少人数制で授業を受けることが出来ます。

日本人をはじめインドネシア・韓国人のスタッフが居るので相談にものってくれます。
週末には学校の先生の引率で動物園や水族館に連れて行ってもらえるので、
入学したばかりでもすぐに各国の友達を作り仲良くなれました。

学校は一ヶ月単位で、延長や卒業を選ぶことも出来るので試しに1ヶ月通うことも出来ます。
学校探しはさまざまな方法でできますが、様子を見たい、現地状況をもう少し詳しく知りたい方も
多いと思います。   NZに行ってからでも十分だと思います。
語学学校には各国のカウンセラーが駐在しているところがほとんどです。
心配することなく安心して学校に通えますよ。

コミュニティーセンターもたくさんありますし、いわゆるカルチャー教室も広告等で探すことは可能です。
皆さん自身が納得の行くまでゆっくり決めたほうがいいかもしれませんね。


仕事探し

卒業後は、市内にある日本料理屋さんに友達と偶然お昼を食べに行ったときに同じ学校に通う友達が働いていて
その人にスタッフの募集をしていないかを聞いたところすぐに連絡をくれたので仕事をすぐに見つけることが
出来ました。

オークランド市内にもたくさんの飲食店があるので、ワーホリメーカーのほとんどはウエイトレスや調理師として
仕事をしていました。中には、農場やホテルなどで働く人や小学校で日本語を教えていたと言う人もたくさんいました。
調理師免許や理容師の免許を持っている人はそれなりに有利だと思います。
ファームで実際に働いた人の話だと、ファームでは観光客の相手をしたり 動物の世話をしたりしたようです。
フルーツピッキングの仕事もあり、転々とした人もいました。

仕事は口コミで探す人が多いようです。  雇用主もワーホリメーカーにずっと働いてもらおうとは
思っていないので、割と簡単に仕事を見つけることが可能です。(但し、お店にもよりますが・・・)
ワーホリメーカーは一人の雇用主の下で3ヶ月以上仕事をしてはいけないという決まりがありますので
短期アルバイトの感覚で仕事をします。(私は3ヶ月以上同じところで仕事をしましたが)

中には帰国後も転職する際なにか有利になる経験や仕事をしたいという方も大勢います。
話に聞いたところ、旅行代理店のようなところや、現地のスーパーで仕事をした人もいるようです。


カフェで働いた友達は、カフェを辞める時に退職金のようなお金を貰った人がいました。
そういったお金を出してくれるお店で働けた人は運がいいなと思います。
働いている間は所得税を取られます。でも、申請を出せば数%返ってきますが、当てにしないほうが無難でしょう。
所得によっては申請を出した方がいい場合もありますが、その場合はオーナーに相談に乗ってもらうのがいいと思います。
目的に合った仕事を探すのが成功の鍵のようですね。

旅 行

旅行にもいきました。友達4人でレンタカーを借りて1週間くらい旅行をしたり、友達とバスで旅行もしました。
バックパッカーなど手ごろな値段で泊まれる宿がたくさんあるので、気軽に旅行が楽しめます。
私は
オーストラリアにも行きました。3週間くらい。

また、多くの人が、南島へ行きました。
   私はお金に余裕がなかったのと、一人で旅行をして回る勇気がなくて行きませんでした…(;^_^A
(お恥ずかしい) 
フルーツピッキングの仕事を見つけてはいろんな土地を転々としていた人もいたようです。


車を持っている人はほんとうに羨ましかった。
いつでもどこへでも自由に移動が出来てちょっと長距離バスだと時間がかかりそうなところへも
車ならもうすこし短い時間で行くことができるので余裕のある人は車を所有するべきだと思います。
ガソリンも日本と比べたら安いようです。

但し、盗難もよく聞く話なので注意が必要です。  事故に遭った人もいますから保険には必ず入るべきだと思います。
NZは市外を離れるとすぐ制限速度が100kmになります。 そこで調子に乗ってしまうとあとでとんでもないことに
なってしまうこともあるようです。 現に知っている人が何度かスピード違反で罰金を払っていましたが、それと同時に
裁判所からお呼びがかかっていたようですが、きちんとその書類に目を通していなかったため裁判所に行かなかったそうです。
そうしたら、判決で有罪になってしまった…ということがありました。


住居探し
フラットとは、不特定多数の人が共同生活するための施設のことです。
形式は様々ですが、最も一般的なのが普通の一軒家です。
トイレ、シャワー、キッチン、リビングを共同で使用し、それぞれの部屋には鍵がつけられています。
オーナーが同居しているところもありますし、同居していない場合もあります。

  住むところは人それぞれですが、私は最初の一ヶ月はホームステイを体験し
そのあとはいろんなところから情報を集めたり口コミでフラットを探し1年間で4回引越ししました。
フラットでは場所や家賃にもよりますが、だいたい家具がついているので、
日本から来たときに持ってきた荷物だけで比較的簡単に引越しをすることができました。

フラットのオーナーによっては引越しを手伝ってくれる親切な人もいますので、聞いてみるといいと思います。

大体ですが家賃はおよそ一ヶ月100ドル(NZ$です)から。
"Include Power"と表示されていれば、光熱費込みの家賃ということです。
ここで注意して欲しいのがBondと呼ばれるいわゆる敷金のようなお金が発生する場合もあることです。
ほとんどの場合、そのフラットを出るときには返してもらえるものですが(なにも壊したりしなければ)
中にはトラブルに巻き込まれ、貴重なお金を返してもらえなかった人も実際にいます。
詐欺に会う人も中には居るので、フラットに引っ越す前にそこに住んでいる人からどんな感じか聞いてみたり
周りの人に相談してみたりすることも大事だと思います。
フラット以外にはアパートもありました。普通の家で空き部屋を提供してくれている人もいますので 自分の気に入った場所を選ぶといいと思います。
フラット生活その1
フラット生活その2
フラット生活その3

資 金
仕事もしていたので1年間でだいたい100〜150万円相当のお金を準備しておけば普通に生活できると思います。
もちろん、お金の使い方にもよりますが 日本に居るときよりも生活が質素になる人が多く
慣れてしまうとその生活を楽しんでいる人が私を含めて周りにも結構居ました。
たまごのパックを捨てずに取っておいて、揚げ物をしたときに吸わせるキッチンペーパーの替わりにしたり
量り売りで買ってきたサラダのパックを取っておいて保存用に再利用したり。
ようは貧乏臭くなってしまう(笑) でも、それも楽しんでやっていました。

仕事をしているとそれなりに違いますね。 仕事をしていなければ当然貯金を使う一方ですからね。
もらえる給料なんてせいぜい食費と家賃の支払いでなくなってしまう程度だと 考えていいと思いますが、あるのとないのとではやっぱり違います。

お金の使い方次第で楽しみ方もだいぶ変わって来ると思います。
普段の生活は切り詰めて、その分NZ全土を旅行してみるもよし、フィジーやオーストラリアへ
旅行するもよし。 使い方はあなた次第ですが、工夫するのも意外と楽しいですよ。




聞いたところによると、2001年現在ではNZ$が以前と比べて安くなっているので
働かない人も増えているようです。働いても大したアルバイト料にならない…という理由からでしょう。
働かない代わりに別の経験をする人が増えているようですね。

更にここ最近NZでは以前よりももっと沢山のワーホリメーカーの受け入れを検討しているようです。
年齢制限の幅が広がり、行ける国もどんどん増えています。私たちの選択肢がこれからも確実に広がっていこうとしています。
やり方によっては、人生の中で3カ国・4カ国とワーキングホリデービザを活用していけます。
ぜひあなただけの貴重な体験をしてきてください。


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