●4/30 トラック 2ダイブ(富士川丸/ジープ島ハウスリーフ)
6:30起床。快晴と言う訳ではないが晴れていたので気分よく起きれた。
7時に朝食をとりにレストランへ。落ち着いた感じのレストランだが冷房がキツイ。
フロントでもそうだったが、南の島の冷房は効き過ぎの所が多い。
ブルーンラグーン・スペシャルというメニューを注文。トーストと卵とコンビーフが出て来た。
昼食のランチボックスも注文しておいた。ダイビングには食事は付かないので、各自で準備するというのがここのスタイルらしい。
8時にダイブショップへ。パーミット$30払う。この4月から値上がりしたようだ。以前は$5だったのに。。。
9時、桟橋から出航。現地人のガイドのギャランと操縦士と仙台から来た榊原さんと5人で最初のポイント富士川丸へ向かう。
小船なので揺れも激しく水しぶきもひどい。びしょ濡れになりながら15分くらいポイント到着。早速準備をして記念すべきトラック初ダイブ。
エントリーすると眼下には巨大な船の残骸が広がる。
長き歳月を物語るように船体は腐食しており、ウミトサカをはじめとするソフトコーラルやイソギンチャクが群生している。
スズメダイなどのカラフルな小魚が花吹雪のように舞い、ギンガメの群れなども見られた。
ボロボロとなってる船内にはゼロ戦や銃器の残骸があちこちで見られた。突き出した大きなマストも印象的だ。
激戦の様相を伺えると共に、時が止まったかのように静かに眠りについているこの船が何かを語っているようでもあった。
この富士川丸は、映画タイタニックの撮影にも使われたことで有名だ。監督のジェームズ・キャメロンは何度もこの地を訪れたらしい。
約40分のダイブを終了し、ジープ島へ向かう。15分ほどで到着。本当に小さな島だ。
1,2分で島一周出来そうだ。やしの木が15本はえていて、宿舎と思われる小屋やトイレなどの簡素なものしか見当たらない。
現代文明とはかけ離れた生活環境だ。おかげでのんびりと休息を取ることが出来た。
この島の住人は島の家事全般を行ってる現地人夫妻と、ビキニとバギーの犬2頭だけ。
ワークボランティアのゆう子さんとオーナーの吉田さんは、モエン島をしょっちゅう行き来してる。宿泊客は名古屋からの八瀬さんがいた。
昼食に用意したチキンのランチボックスだったが中はツナサンドだった。全くここの人達ののんびりぶりには驚かされる。
14時頃、吉田さんがお客を3人連れて戻って来た。
この島にはダイバーばかりが訪れる訳ではないらしく、連れて来た3人のうちダイバーは1人だけだった。
14:30ジープ島のハウスリーフで2本目のダイビング。珊瑚がいっぱいで、ハナタカサゴなどの群れも多く見られた。
オーバーホールに出したばかりのレギなのに、オーバーフローを起こしてエアーが早くなくなってしまい、あまり楽しめなかったのが残念だった。
16:20モエン島へ向け出航。16:50モエン島到着。ホテルに戻り、シャワーを浴びる。
夕方からはスコールになり、夕日も拝めず、散歩も出来なかった。レストランで夕食を食べ、21時には就寝。
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